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理事長あいさつ

木村記念循環器財団は、心筋梗塞、狭心症や脳卒中などの循環器病を制圧し、国民の保健の向上並びに健康管理に寄与することを目的として、久留米大学医学部第3内科の初代教授故木村登氏の退職金を基金として昭和52年3月に設立された財団です。

当財団の事業としては、福岡県久留米市田主丸町及び長崎県佐世保市宇久町において循環器病の疫学調査・研究を行っています。このうち田主丸研究は昭和33年に開始された世界7カ国共同研究の日本の調査・研究を引き継いだもので、50年以上継続している世界的に有名な研究です。

助成事業としては、循環器病の予防及び治療に関する独創的研究に取り組んでいる全国の40歳未満の研究者に、助成額100万円を3件の助成を毎年行っており、また循環器病に関する学会や研究会に対する助成を行っています。啓発活動としては、当財団の機関紙「若さをつくる」を年1回発行し、無料で配布しています。また市民公開講座を開催したり、ホームページの「心臓病をよく知ろう」などで皆様の健康づくりに役立つ活動を行っています。その他一般市民の方々の健康教室などの講師派遣を行っていますので、ご希望の方は財団事務局までお問い合わせ下さい。

わが国の死亡原因の第2位、第3位を占める心疾患と脳血管疾患は、いずれも動脈硬化による疾患で、両者を併せた循環器病は、第1位の悪性新生物に匹敵する日本人の死亡原因です。この循環器病の制圧を目的とした当財団の役割は、超高齢化社会を迎えた現在、極めて大きいと考えています。

当財団の運営は、基本財産や特定資産の運用益で賄われておりますが、超低金利の現在、財政的には大変厳しい状態です。したがって、当財団は皆様の温かいご浄財で支えられており、重ねて厚く御礼申し上げます。これからも当財団の目的と意義をご理解いただき、温かいご支援とご指導をお願い申し上げます。

理事長 古賀 義則